2011/09/03

どんな本読んでるの? 溝尾一男さん


小学生だった溝尾一男くんの記憶の中には
高校生のおこりんぼのコワイねーちゃんとして、私が記憶されてるらしい…
うちの母が飲食店をやってた頃、ものすごいご近所に住んでたらしい…
らしい…と書くのは
おこりんぼのねーちゃんは、高校生ともなれば勉強にクラブに恋に忙しく
溝尾少年の記憶がまったく無い!

そして、30年を経て
少年は、チッカーズカフェなるデザイン事務所を嫁と立ち上げ
エイチエアーのポストカードを作ってくれたり
父となって、またまた何のご縁か、家族ぐるみでご近所さんとして
あの、おこりんぼだったねーちゃんと仲良く付き合ってくれてるのだ!



ひょうひょうとしたマイペースな人だ
そんな人を装っているのかと思ったが…そうでもなく
ホンマにマイペースな人なのだ
知り合いに「あの人ちょっと変わってるねえ〜?」って聞かれたら
「だいぶ変わってる」って言ってしまう
だけど、決して「エキセントリックでわがまま」な変人ではない
ちゃんと、仕事をこなし、世間と折り合いをつけて
その上でマイペースに「変人」をこなしてるのだから
なかなか、たいしたものだと思ってる

「本棚」をキーワードに色んな人やお店を紹介をしてみたいという
まったく個人的な趣味の企画を思いついた時も
まずは「溝尾くんとこの本棚写して、ブログに載せてもいい?」
って頼んでみて
第一回めの「アライ図書館本棚紹介」を引き受けてもらった

かなりの量の本は実家に置いてきてしまってるらしく
仕事場にある本棚は、コギレイにレイアウトされてる



















年期の入ったレタリングの専門書がまず目に入った
付せんもはられ、使い込まれている
大事にされて役に立ってる本は、擦り切れ具合さえもかっこいい!
私は人の本棚を見た時
こういうさりげなく使い込まれた本を見るのが好きだ

だけど、気になるのは、どんな本に影響されてるのか?って事
アライから2つ質問をしてみたので…

*下記のみメールで質問して、溝尾君本人にメールで答えてもらってます

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1、自分の人生に一番影響を与えたって思う一冊は?

   「なまけ者のさとり方」(地湧社) 
    著者タデウスゴラス 
    訳者:山川紘矢山川亜希子

この本は、1995年(23歳の頃)にひょんなことから思い立って
部屋と仕事と物をすべて捨て(友人にあげて)
世捨て人のように、必要最低限の生活道具だけもって
自転車プー太郎時代に出合った本です。
ある食堂の小汚い本棚にその本があり、不思議と目にとまりました
でもそのときは、それだけで手にする事もなく店を後にしたのですが
また別のところでもその本を発見してしまってと...
そんなことが幾度かあって、出会いから数年たち
観念して購入に踏み切った本なんです。
わたしは、この本をもう30回くらい読んでいます。
いわゆるニューエイジ系の本であり、
オカルト本とかトンデモ本のジャンルにも
名を連ねる"いかがわしい本"なのですが、
わたし自身いかがわしい人間ということもあり
不思議と馬が合う本といえばいいでしょうか。
ときどき、読み返したくなる腐れ縁の友人みたいな本なんですね。

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2、自分と似た感性の人だったら、多分面白いんじゃないかなあ~と
  おすすめする一冊は?

  「 姓名判断 ~安斎流で運をつかむ~」(説話社)
   著者:安斎勝洋

この本は、2004年(32歳の頃)に妻がお腹に長男を宿したときに
職場の後輩(わたしの引き継ぎ)からプレゼントされた本です。
「名前はとても大切なので、はじめて生まれてくるお子さんに」と....
彼のお兄さんがたどってきた翻弄の人生と、
名前にまつわる秘密の話を聞かされて受け取りました。
それから数年後、わたしの友人に子供が生まれるとき
その本をプレゼントしたんです。
プレゼントされた本を
また別の人にプレゼントするなんてと思うでしょうが
何故か、この本はそうしてもいいように思いました。
こうして、この本はすぐに人に貸したりあげたりしてしまうのですが
不思議といつもわたしの本棚にある...そんな本なんですね。
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近所に住んでて、よく話もしてて
本の趣味もなんとなくわかってる気がしてたんだけど
やっぱり、改めて聞くと面白い
私はどちらを読んでみたいかというと、もちろん「なまけ者のさとり方」
よく「この本に呼ばれた」って言い方があるけど
それはやっぱりそうではなくて自分が求めているから
立ち寄った先で目に入ってくるんだと思う
その頃、求めてたんだろうねえ、
世捨て人は、この本を。
私もこの本を知ってしまったから、もしどこかでこの本を見かけたら
今まで、目に入ってなかったのに
今度はきっと見つけてしまうんだろうなあ…

それにしても人におすすめの本が「姓名判断」って???
う〜ん?
深い!深すぎる!深すぎてちょっと着地点が見えない!
色んな意味で「さすが溝尾くん」
と思わせてくれるチョイスでした。





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