2011/10/01

どんな本読んでるの?桜井秀峰さん

「「どんな本読んでるの?」という企画を思いついた時
まずは知り合いから紹介という事になるから
「テマエミソ」にならにように
紹介する人物をほめすぎないようにしようと決めた

だけど、今回紹介する桜井秀峰さん(アライからはさくちゃんと呼ばれる)
「そこはあかんやろお〜!」と突っ込むところが見つからない
私は「人にはキビシイ」が常である
突っ込むところが見つからないという事は
さくちゃんに突っ込みどころが無いのではなく
そんなに深くさくちゃんを知らないって事なんだろう

知ってる事は
自然が好きで、サーフィンが好きで、家族を大事にしている
現在は湘南に住んでいて、劇団員、演出家等の仕事を経て
桜井フルートの後継者として、フルート制作の仕事をしている
彼のホームページを見れば分かる事ばかりである




















4、5年前に淡路島へのサーフトリップの途中
ゲストハウスへ泊まってくれた時が初対面

それを機会に他の友人も交えて…
渋谷のハチ公前で会った。
東京タワーが見えるおしゃれなバーで会った。
私の身体が挟まって動けなくなりそうなせま〜い階段を
登ったところにある5席しかないおかしなバーで会った。
神戸のキラキラで会った。
さくちゃんの家族が住む、湘南の家で会った。

人との「関係」というものを考えてみる

一緒にご飯食べて、お酒飲んで、話して
そんな「楽しみ」ばかりを共有してる関係は
表面だけ取り繕ってる「薄い関係」なのか!?
だけど
生い立ちから現在までを知っていてもその人の「すべてわかる事」は難しい
夫婦として長く一緒に暮らしていても相手の事を
「わからなくなる事」は起こるらしい…
なかなか「関係」とは、ややこしい

「関係」を良好に保つための要素のひとつとして
私にとって一番大事なものは個々が持つ「人の善さ」だ
「意地悪では無い事」「人のマイナスが自分のプラスだと思わない事」
そういう事が「人の善さ」だと思う
そして「縁」
付き合いが広がってゆく時期
1人の人とだけ深く付き合っていたい時期
誰にも会いたくない時期
人はそれぞれだから、お互いのそんなタイミングが上手く合った時は
新しい「ご縁」になって、なんらかの「関係」がうまれるんだろう

たまたま縁あって知り合ったさくちゃん
たまにしか会わないから「いい人」に思うのかもしれないし
楽しい時だけのよそ行きの顔しか知らないのは「薄い関係」なのかもしれない

だけど、ちゃんとわかるものなのよ「人の善さ」は
そして、なんとなくわかるものなのよ「気の合う人」は

「桜井くん、どんな人?」って聞かれたら、きっと「いい人だよお~」と答える
欠点が無いという意味ではない
多分、ものすごく欠点はあると思う
でも、現在の私とさくちゃんの、この距離の人間関係の中では
「いい人」な存在だ!

そんな私にとっては未知数いっぱいのさくちゃん
さくちゃんにとっても、私の事をものすごくよく知ってるわけではないのだから
突然、本について答えて〜ってメールがきても
迷いに迷ってるだろうなあ…と想像

*下記のみメールで質問して、さくちゃん本人にメールで答えてもらってます
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1、自分の人生に一番影響を与えたって思う一冊は?

「驚異の記録 あの事件を追え」
著者:大野 進





たぶん、小学校2年生くらいに親にせがんで買ったもらった本です。
内容は昭和の年代を中心に起きた大事件を怖いイラストと
細かい分析で解説しています。
三億円事件、よど号ハイジャック、帝銀事件などなど。
子どもが読むにしては難しい専門用語や時代背景を、
端折る事なく結構骨太な文体で書かれています。
いろいろな本を読んできましたが、元を辿るとこの本に行き着きます。
幼少の頃から、大きな事件や大事故などに興味があったのですが、
この本を読んでから事件の背景とかを細かく調べるようになってました。
親には新聞記者になると言ってたみたいです。
今でも手放さないでずっと手元に置いていて、たまに読んでいます。





2、自分と似た感性の人だったら、多分面白いんじゃないかなあ~と
おすすめしたい一冊は?


「レディ・ジョーカー」
著者:高村薫












高村薫作品は全部好きなのですが、特にこれが好きです。
いやー、読むのに一苦労なくらいに、とにかく描写が細かい。
ディティールの嵐。サクっと軽くは、読めません。
読了した時は、感無量です。
でも、一度読んでしまうと何度も何度も読んでしまいます。
しかも途中から読んでも楽しめます。
そして細かい描写から立ち上がってくるスケールの大きさに圧倒されます。

そう、まるでシェイクスピアのように。なんてね。

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「あの事件を追え」
年期の入った表紙、古くさいイラストが微笑ましい
それにしても子供向けとは思えない恐ろしいイラスト
10歳くらいの桜井少年には、ものすごいインパクトだったんだろうなあ
さくちゃんの少年時代はまったく知らないけど
好奇心旺盛で正義感の強い、そのくせちょっとシャイな
案外じゃまくさい子だったんだろうと想像してしまう

高村薫の「レディジョーカー」
実は図書館で借りたのはいいけど、そのディティールの嵐にやられて
断念して飛ばし読みだけして、返却してしまった記憶がある
そーかあ、一度読んでしまえば大丈夫なのかあ
頑張って読んでみよう

さくちゃんがどんな本を紹介してくれるのかは
想像がまったくできなかったけど
「ウケ」を狙って、ちょっと外すとか
そういう芸当がまったく無くて
ストレートに真面目に、考えて答えてくれたのが
すごく伝わってくる選択だ

やっぱり「善い人」だよお!

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